風車病は実在する

個人差のある風車病は深刻な問題です。
有吉靖医師からの警告。

風車病は実在する
2023年5月
佐世保市総合医療センター宇久診療所
非常勤医師 有吉靖

風車病とは風力発電機による低周波によって、風車周囲の地域住民に動悸頭痛ひいては不眠を引き起こす症候群です。
1990年に既に内科医である汐見文隆医師により指摘されています。

この病気の1番の難しさは①発病する人としない人がいる事②発病まで数日~数カ月かかる事の2点に集約されます。

また、消費者庁はヒートポンプ式給湯器の低周波による③健康被害には個人差があり発病者は数%である④発病まで数カ月かかったケースがある事を2016年12月に発表しています。また二重窓などの防音工事はほとんど効果がなかった事も認めています。

ですから「家族の中で自分だけが」とか、「風力発電機の視察に行ったけど自分はなんともなかったヨ」は当たり前なのです。発病には個人差があり又日数がかかるのが普通なのです。

一方可聴域(人に聞こえる音20〜2万Hz)以下の低周波が人体に影響する筈はないと考える愚かな学者(恥ずかしながら医師の中にも)がいるのが現状です。

医学は人体を畳1枚に例えるとその内僅か鉛筆の穴位の所しか解明できていません(無論多くの医学者達が日夜さらなる努力を続けてはいます)更に、医師達は非常に忙しく専門外の「風車病」について調べる時間もありません。全ての方々が人体についてもっと謙虚に考えるべきです。

別紙「風車病の機序へのアプローチ2」にて低周波で人の胸郭は共振する事を実験で証明しました。
1Hzだと1分間に60回、1.2Hzだと1分間に72回共振するのですがこれは人の心拍数とほぼ同じ数字です。自分の心拍とは関係なく低周波によって勝手に共振「させられている」のです。

可聴音は距離の二乗に反比例して減衰しますが、⑤超低周波はさらにより遠くに届く事は波動を知っている者には当たり前。また複数の巨大風車があれば⑥干渉し合って更に巨大なエネルギーとなります。

現在設置検討中の超巨大風力発電機はヒートポンプ式給湯器の比ではありません。北海道、東北の海岸線などの住民の方々には不幸が目の前に迫っています。

風車病の機序へのアプローチ2