建設中の 風力発電 施設 ・ JRE 宮城加美町 ウィンドファームについて、 加美町と 事業者 の 地上権設定 契約が 違法・無効であるとして加美町民 15名が 、加美町に対し、土地使用の一時差 止めと財産管理 を 怠る事実の 違法確認を求め、6月6日仙台地方裁判所に住民訴訟を提起しました!
裁判の概要
【原告】 宮城県加美町に居住する住民15名
【被告】 執行機関としての加美町長*個人を被告とする制度ではありません
【裁判での請求内容】
1 地上権設定契約の修正等違法状態か是正されるまで、土地を事業者に使用させることの差し止め
2 契約を是正したり、違法状態を解消させる措置を取らないこと(財産管理を怠る事実)の違法確認
【連絡先】 全国再エネ問題連絡会事務局 0798-22-4190
※裁判の内容については、あすなろ法律事務所(TEL06-6268-5070)まで。
※総務省資料
森林を大規模に 破壊する 風力発電が 全国で問題となっています 。
加美町が合同会社JRE 宮城加美と町有地 の貸付の際 結んだ地上権設定契約には、 万が一 の 事故が 発生した場合や 土地に 損害が 生じた場合に 、 加美町の 事業者に対する 請求権を 限定する 内容となっており、 差し押さえや 強制執行など 、 加美町の 権利保全の ための 重 要な権利が あらかじめ放棄されているにも 関わらず、 議会の議決を 経ずに締結されました。
これは、 地方自治法第96条 1項 10 号 に違反します。
加美町の住民 23名 は、 事業者に 過大な 便宜を図 った 地上権設定契約は 違法 ・ 不当で 、 加美町に 大きな損害 を 発生 させうるものであるとして 、 令和5年3月13日 住民監査請求を 提起しました 。
しかし、 加美町監査委員会は、 住民の意見 を聞く機会 すら もたずに、 同年5月9日却下との結論を出しました。
本件地上権契約は、風力発電事業に関して、災害や事故が起こったり、事業者の経営が上手くいかなくなった場合に、加美町が取ることができる最低限の手段も放棄するもので あり、このような契約を議会の検討も無しに締結することは、住民の意思や権利をないがしろにするもので、到底容認でき ません。 加美町 や 加美町長は、事業者のためにあるべきでなく、住民のためにあ るべきである として、 この度、加美町住民ら15名で 、加美町長に 対し、住民訴訟を提起しました。
加美町では、森林を 破壊し、 山を削 る 風力発電 事業が 進行しており、 最大 155基 の 風車が 建設 される 可能性があります。
加美町の未来のために、この先、加美町に住み続けたいと願う次世代のために、手続を踏まずに行われた違法な契約について、風力発電事業のあり方について 、 問
題提起を するため の裁判です。
ぜひ裁判へのご支援よろしくお願いします。