検討会提言にパブコメ募集中

全国再エネ問題連絡会の山口共同代表が参加した検討会前の勉強会

皆さんの意見で四省の提言をよりよきものにしましょう!

受付締切 2022年8月30日23時59分

「再生可能エネルギー発電設備の適正な導入及び管理のあり方に関する検討会」(以下、「検討会」)が過去7回開催されました。

これは日本各地で問題化しているメガソーラーや風力発電など再エネが、本来どのようなあり方で導入され管理されるべきかを経産省、環境省、農水省、国交省の四省により検討するものです。

検討会の資料より

参考サイト
再生可能エネルギー発電設備の適正な導入及び管理のあり方に関する検討会(経済産業省)

提言案の内容は不十分。
現地のあなたの声を届けましょう!

この検討会で「提言」が公開されることとなり、現在はこれに対するパブリックコメントが公募されています。

日本各地で問題を抱える私たち住民にとって、この検討会の主旨自体は賛同できるものの、その提言の内容は極めて不十分です。
より多くの皆さんが意見することで、この提言をよりよきものにしましょう。

参考サイト
「再生可能エネルギー発電設備の適正な導入及び管理のあり方に関する検討会 提言(案)」に対する意見公募

パブコメを書くヒント

上手に書く必要はありません。本当に困っている現地の人々の生の声が届くことが重要です。
あなたの素直な意見を書けばいいのですが、「そう言われても・・・」とお困りの方は下記のヒントを参考に書いてみてください。

各地の現状

・投稿者自身の問題を具体的に書きましょう。官僚は日本各地の個々の問題を知っているわけではありません。

住民説明会の問題点

・録画、録音、写真等で記録する自由が奪われてること。それにより事業者が口からでまかせを言っていること。まとにも質問に答えてないこと。記録できないため、後日の検証が難しくなっていることなど。

・参加者が制限されていること。どのような立場であれ参加する権利があるべきです。

・都道府県や関係省庁の関係者が参加することの義務化。許可を出した責任者も説明会に参加すべきです。

・報道機関の参加の自由。それを拒否するのはやましいことがあるとしか思えません。

・説明すべき項目の制定。(安全設計の根拠。考えられる最大の災害など。)事業者は事業者が有利なことしか話しません。

・虚偽の説明がされたときの対処。現状はデタラメを言っても言いっぱなしです。

・森林法の不備について。希少動植物への影響も重要ですが、しかし、最も肝心な住民の住環境への影響が考慮されていません。

違反事業者への処分の厳格化

・たとえ申請と違う工事が行われても、それで開発許可が取り消されることはほとんどありません。取り消し要件と手順の厳格化が必要です。