山口環境大臣「考えている方向は同じ」

破壊の危機にある奥山の水源林を守り、クマなどの野生動物と棲み分け共存できる社会をつくるために

「全国再エネ問題連絡会」共同代表でもある「日本熊森協会」の室谷会長らは、2021年11月26日、就任間もない山口壯環境大臣と面会し、森林を大規模に破壊する再エネ開発などによる野生動物と森の危機を訴えました。

山口環境大臣は「今日、お話しを聞いてみて、熊森さんは応援できる会だとわかりました。考えている方向は同じです。これをどう進めていくかが課題ですね。林野庁とも連携しないといけません」と答えました。

 

 

山口壯環境大臣「地域において迷惑施設とみられる状況」

広すぎる促進区域、本末転倒な温暖化対策にあなたのパブコメを!

締め切りは、2月11日まで。

現在、改正地球温暖化防止対策推進法の省令案についてのパブリックコメントが募集されています。
太陽光発電や風力発電を促進する区域(「促進区域」)についての基準です。

森林や、災害防止、水源保全や自然環境、野生動植物保全等のために法令上規定されている地域では、原則、再エネ開発はできないように法改正すべきです。

ぜひ、みなさんの意見を投稿してください。

地球温暖化対策の推進に関する法律施行規則の一部を改正する省令案(仮称)に対する意見募集(パブリックコメント)について

パブリックコメントのサイトから投稿できない人に向けた解説

「地球温暖化対策の推進に関する・・・」に関するパブリックコメントをウェブサイトから投稿する際の注意点を解説します。

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公明党山口代表「(再エネ施設の災害防止の対応について)法律で十分でないからこそ自治体が条例で対応するような事態が生じている」

2022年1月21日、公明党山口代表の参院本会議代表質問後の会見より。

公明党山口代表「いわゆる盛土の規制と、太陽光パネルと、再エネ施設の災害防止の対応についてですが、特に太陽光パネルについては電気事業法についての対応も現状でありますけれども、やはりそれをもっと効果的にどうあるべきかを検討していくという答弁でありましたので、ここは現実の課題なり、法律で十分でないからこそ自治体が条例で対応するような事態が生じているわけでありますので、ぜひ検討の結果を実りあるものにしてもらいたいと思います」

山口壯環境大臣「地域において迷惑施設とみられる状況」

山口環境大臣は、埼玉県小川町で計画されている「メガソーラー」について、計画の抜本的な見直しを求める意見書を萩生田経産大臣に提出しました。

さいたま小川町メガソーラーに係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見の提出について(環境省)

山口環境大臣会見(令和4年1月25日)動画

関連情報
埼玉・小川町メガソーラー、希少野生動物への懸念(東洋経済)